40億年ぶんの道

遊び方

あなたは、約40億年前に生まれた最初の生命の子孫の流れ、ひとつの系統です。時間は止まらずに流れ、あなたが決めるのは「進化の方向」と、ときどき来る「大きな決断」だけです。

ゲームの目的

地球の歴史では、隕石の衝突、酸素の増加、氷河の時代、大量絶滅が次々に起きました。このゲームでも、系統はこうした災いに次々にさらされます。ほとんどの系統は、道の途中で途絶えます。

目指すのは、系統を途切れさせずに今日までつなぐことです。今日まで続いた系統は、そのときの姿(たとえば昆虫、鳥、ホモ・サピエンス)で「到達記録」になります。一回で届くことはめったにありません。何度も生命を誕生させて、どこまで遠くへ行けるかを楽しんでください。

始め方

  1. タイトル画面で「生命を誕生させる」を押します。
  2. 生まれたばかりの地球が映り、最初の生命が生まれる場所が決まります。場所は、深海の熱水噴出孔、海底の岩のすき間、火山島の温泉の水たまり、浅い海の干潟、海氷の下の割れ目のどれかで、自分では選べません。
  3. 「誕生記録」で、生まれた場所と当時の地球のようすを確かめます。時間の速さを選び、「いのちをはじめる」を押すと、時間が流れはじめます。

場所ごとに水温や、起きやすい出来事が違います。それぞれの場所については「最初の生命はどこで生まれたのか」で紹介しています。

4つの状態

画面の「状態」には、系統のようすが0から100までの4本の棒で出ます。

状態表すもの
個体数どれだけ数がいるか。0になると絶滅します。少ないほど、ちょっとした偶然で消えやすくなります。
多様性系統の中で枝分かれした種の多さ。災害の被害を減らし、全滅を防ぐ保険になります。
適応いまの環境(気温・酸素・天敵)にどれだけ合っているか。低いと、増えられる数の上限が下がります。
進化次の姿への準備。100になり、時代と条件がそろうと「進化の決断」が来ます。

高い数値は助かる見込みを上げるだけで、運命を決めるわけではありません。どんなに強い系統でも、運が悪ければ途絶えます。

進化の方向

画面の「進化の方向」から、系統がどちらへ向かうかを選びます。方向はいつでも変えられます。

方向はたらき
増える数が大きく伸びます。そのかわり、進化はゆっくりになります。
広がる多様性が増え、進化も少し進みます。
合わせる好む温度や酸素への強さが、いまの環境に早く追いつきます。
複雑になる進化が大きく進みます。そのかわり、増えられる数の上限と伸びが下がります。
身を守る天敵や災害に強くなり、伸びは下がります。天敵が現れるまでは、効き目は小さめです。

大きな決断

時代や出来事に合わせて、決断の札が出ます。たとえば「最初の膜」「酸素が増えてきた」「凍りつく海」「上陸」「卵の殻」など、20種類ほどあります。どれを選ぶかで、その後の強さと弱さが変わります。札には、その出来事にまつわる科学の話(資料)が添えてあります。

どの選び方にも良い面と悪い面があります。いつも同じ答えが正しいとは限らず、そのときの系統の数や、すみか、時代によって、合う答えが変わります。

進化して姿を変える

進化の棒が100になり、時代と条件がそろうと、次の姿へ進むかどうかを決める「進化の決断」が来ます。原始細胞から原核生物、真核生物、多細胞生物、動物へと進み、やがて魚、四足動物になります。殻のある卵を手に入れると、恐竜や鳥へ向かう爬虫類の道と、人類へ向かう哺乳類の道に分かれます。植物や昆虫として今日まで生き延びる道もあります。

新しい姿は、少ない数から始まります。大量絶滅の直前に進化すると、数が少ないまま災いを受けることになり、危険です。大量絶滅の時期は「40億年の年表」で確かめられます。

時間の操作

  • 停止:時間を止めて、状態やできごとをゆっくり読めます。
  • 1×〜16×:時間の速さを変えます。
  • 次の決断まで:次の決断か、終わりまで一気に進めます。
  • おまかせ:進化の方向も決断も、自動で選びます。方向を押すと、そこからは自分で決めます。

時間の流れる速さは、時代によって変わります。生命が生まれたばかりのころは、1倍速で1秒に約500万年が過ぎます。人類が現れるころには、1秒に約5000年になります。

終わりと記録

個体数が0になると、系統は途絶えます。そのときは、その系統がどこで生まれ、どんな姿になり、最後に何が重なって途絶えたのかを短い物語にした「絶滅記録」が残ります。今日まで続いた系統は「到達記録」になります。

これまでの記録は、タイトル画面の「これまでの系統」で見られます。記録は、あなたのブラウザの中にだけ保存されます。

長く生き延びるためのヒント

  • 多様性を保つ:災害で一部の枝が消えても、ほかの枝が残る見込みが上がります。
  • 数を減らしすぎない:数が少ない系統は、ちょっとした偶然でも消えてしまいます。
  • 環境に合わせる:酸素が増えた、寒くなったなど、地球が変わったら「合わせる」で追いつきます。
  • 天敵が現れたら守りを固める:カンブリア爆発のあとは「身を守る」がよく効きます。
  • 大事件の時期を覚える:大量絶滅の前は、急いで進化しないほうが安全なこともあります。

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