40億年ぶんの道

恐竜の時代から人類まで

殻のある卵を手に入れた動物は、爬虫類の系統と哺乳類の系統に分かれました。爬虫類の系統からは恐竜と鳥が、哺乳類の系統からはわたしたち人類が生まれます。40億年の道の、最後の2億年あまりをたどります。

恐竜の登場

最古の恐竜は、約2.3億年前の地層から見つかっています。三畳紀の後半で、ペルム紀末の大量絶滅から2000万年あまりたったころです。はじめの恐竜は、あと足で歩く、それほど大きくない動物でした。

約2.01億年前の三畳紀末の大量絶滅のあと、恐竜は陸の主役になりました。体の大きな草食の恐竜や、それを狙う肉食の恐竜が現れ、1億数千万年にわたって栄えます。

鳥は恐竜の一系統

鳥は、恐竜から分かれた一系統です。約1.5億年前の始祖鳥は、羽毛と翼を持ちながら、歯や長い尾の骨もある、恐竜と鳥の中間のような姿をしています。1990年代からは、中国などで羽毛を持つ恐竜の化石が次々に見つかり、恐竜と鳥のつながりがはっきりしてきました。

白亜紀末の大量絶滅で、鳥以外の恐竜はいなくなりました。けれども鳥は生き延び、今も空を飛んでいます。恐竜の系統は、鳥として今日まで続いているのです。

恐竜の陰で暮らした哺乳類

哺乳類のなかまは約2億年前ごろに現れました。恐竜の時代の哺乳類の多くは小さく、夜に活動していたと考えられています。大きな恐竜がいる昼の世界を避け、暗い時間に虫などを食べて暮らしていたのかもしれません。

同じころ、約1.3億年前ごろに花を咲かせる植物(被子植物)が現れ、急速に広がりました。花と、花の蜜や花粉を運ぶ昆虫の関係も、このころから深まっていきます。

白亜紀末のあとに広がった哺乳類

約6600万年前、メキシコのユカタン半島に小惑星が落ち、鳥以外の恐竜が絶滅しました。恐竜がいなくなった世界で、生き残った哺乳類は大きく数と種類を増やし、さまざまな姿へ分かれていきました。

霊長類(サルのなかま)は、この大量絶滅の前後に現れたと考えられています。枝をつかむ手と、前を向いた目を持ち、木の上の暮らしに向いていました。類人猿は、約2500万年前ごろに、ほかのサルのなかまから分かれたと考えられています。

人類の道

人類の系統は、約700万年前ごろにアフリカで、チンパンジーの系統と分かれたと考えられています。人類の祖先は、2本の足で立って歩くようになりました。森が減って草原が広がっていったことが、人類の進化に関わったという説があります。

やがて石器をつくり、火を使うようになります。人類が火を日常的に使いはじめた時期は、はっきりしていません。ホモ・サピエンス(今の人類)の最古の化石は、約30万年前のモロッコのものとされています。ホモ・サピエンスはその後アフリカから世界中へ広がり、今日に至ります。

約40億年前の最初の生命から、今日のわたしたちまで。そのあいだ、生命は一度も途切れずに続いてきました。いま生きているどの生き物も、同じように途切れなかった一本の道の先にいます。

ゲームでは

「卵の殻」の決断のあと、爬虫類の道(竜弓類、恐竜、鳥類)と、哺乳類の道(単弓類、哺乳類、霊長類、類人猿、人類の祖先、ホモ・サピエンス)に分かれます。ワニのなかまとして、しぶとく生き延びる道もあります。

白亜紀末の隕石衝突は、大型の陸の動物に特に大きな打撃を与え、「隕石の冬」という決断が来ます。哺乳類から霊長類への進化の決断「木の上へ」は、この大量絶滅のあとにしか来ません。人類の祖先やホモ・サピエンスになると、「火」の決断が来ることもあります。今日まで生き延びれば、そのときの姿で到達記録になります。

年代は推定値で、研究によって幅があります。

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